【雑誌健に連載中!】3月号は、「使わないから手放せる」

整理収納アドバイザーの資格を持ち、

長年小学校の養護教諭をしていた経験から

専門雑誌「健」に「保健室の整理収納」について連載中です。

 

3月号は、 

Lesson 10「使わないから手放せる」です。

 

保健の先生は、ひとつの学校でずっと働き続け

るわけではなく、

数年ごとに異動があります。

 

異動したばかりの4月当初から新学期の

慌ただしさの中で、定期健康診断が始まり、

日々の忙しさに流されてあっという間に夏休みになります。

 

それはもう、保健室を整理収納したい!

と思っても優先順位から後回しになったまま日々が

過ぎてしまいがちです。

 

そんな状態で一年が終わる頃には、

異動当初の使いにくさや違和感が無くなり、

体がその不便になれてしまっている状態になり

そのままで過ごすことになりがちです。

 

すると、いつまでたっても

「自分の保健室」という感覚になれないのです。

 

今回は、そんな気持ちをもちながら

日々の執務をこなしている方からのご質問です。

 

自分の保健室にするには、どうすればいい?

 

まずは、保健室の中にある物を全て把握することが大切です!

「どこに」「何が」「どれぐらいあるのか」

が分かる、ということです。

 

ところが、保健室にはけっこう大きな収納庫や

高い場所に作りつけの収納庫があったりします笑

 

例えばこんな収納庫です

中身を確認しようにも、全部出すのはスペースも時間も必要です。

 

だから、そのままになってしまう^^;

 

「使う物」と「使わない物」に分けましょう

 

でもある時、覚悟を決めて全部出してみましょう!

 

大型収納庫の中からは、特に伝統のある学校や

養護教諭が短いサイクルで交代する学校は

いろんな物が入っています。

 

例えば、ひな人形とか、大量の延長コードとか、保健教材のVHSビデオとか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何でこんなものかが入っているの?」と不思議ですが、

使わなくても手放すタイミングや勇気がなかったんでしょうねえ。

 

「使わないから手放せる物」をどうする?

手放すには、いろいろな方法があります。

 

わかりやすいのは、

「他の人や場所で使う」=再使用するです。

 

養護教諭は使わない、保健室では使わない、

だけど、他の職員や子ども、別の場所で使え

そうなら使う、ということです。

 

「物は使われてこそ活かされる」ですからね!

 

あとは、どこかに「寄付する」もできます。

 

そして、最終的手段は、「捨てる」です。

 

ご家庭なら「売る」という方法ありますね^^

 

学校現場にある物は、市民や県民の皆様からの

税金で購入しているので、すぐに捨てたりは

心理的にできません。

 

ですから、なるべく他の人や場所で使ってもら

える方法を考えましょう。

 

それより、そもそもしっかりと使う必要な物

のみを購入する、ということが大切ですが。

 

そして、中には前任や前々任の養護教諭が

作った保健教材や私物が残っていることが

あります。

 

本当に、対処に困りますよねえ。

 

しかし、今の保健室の管理者である今の

養護教諭がどうするかを決めたらいいのです。

 

使わないならば、物の価値としてはかなり

低くなっているので、手放す方向に考えましょうね。

 

「使わないから手放せる」物の対処方法に

ついては、他にも詳しく掲載しています。

 

詳細は、健3月号をお手にとって見てください。

 

お申し込みは⇒こちらをご覧ください。

 

年度末を迎えていますので、養護教諭の皆様、ぜひ保健室の整理する時の参考にしてくださいね♪